2018年03月15日 14:11

PORTOは黒川町まちづくり運営協議会(佐賀県伊万里市の町民団体)と共同で、コミュニティバスの運行支援の実証事業を3月20日より開始する。今回の実証事業は、既存の公共交通網を見直し、町民の利便性を向上させることが目的で、町独自のコミュニティバスの運行を開始する、佐賀県伊万里市の黒川地区が対象。
同社では、継続的な運営ができるようクラウドシステムとIoTを活用した低コストの運行管理や、ビッグデータに基づく運行ルートやダイヤの改善のシステム提供、コミュニティバスを起点とした地域コミュニティ強化のための施策などを行う。それに加え、ドローンで撮影した佐賀県伊万里市の映像などコミュニティバス限定の動画配信など、乗りたくなる、乗っていて楽しいバスを実現するための仕掛けも。
将来的には住民向けIoTデバイスを開発し、地域住民の見守りサービスの提供を予定しており、地域住民の交通手段と絆を維持するサポートも行っていく。