2018年02月21日 16:13

若桜鉄道は、工業デザイナーの水戸岡鋭治さんがデザインを手がけた観光列車「昭和」の運行を3月4日から始まることを記念し、出発式典を若桜(わかさ)駅と郡家(こおげ)駅にて開催する。
本列車は、1987年の若桜鉄道開業時に購入した車両の1つを観光列車に改装し、減少が続く利用者の確保と観光客の誘客を目的に運行するもの。車両デザインは、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手がけた水戸岡鋭治さんが担当。外観は沿線を流れる川や水をイメージした「青色」をベースに、車両のシンボルマークには春に車窓から見える「桜」が付けられた。毎週日曜に運行する旅行ツアー限定の観光列車はすでに9月末までの運行が決まっており、全国の鉄道ファンから注目を集めている。
「若桜鉄道 観光列車「昭和」出発式典」は、3月4日8時45分より若桜駅にて、9時45分より郡家駅にて開催。車両内覧会を3月1日11時半~16時、若桜駅1番線ホームにて開催。誰でも無料で見られる。