2018年02月20日 16:07

齋藤アルケン工業は、人手不足に悩む介護施設向けの新たな食事提供サポートサービス「ほほえみ介護キッチンパートナー」を開始する。
介護業界の課題は、高齢化による慢性的な人手不足。介護施設の厨房スタッフも人手を確保が難しく、作る人によって味が違う、食事が冷めていて不味い、同じ食事ばかりで飽きてしまうなど、提供する食事の問題も山積みだ。齋藤アルケン工業では、「施設で暮らす高齢者といえど、毎日の食事は楽しみなものであって欲しい」という願いを込めて今回の新たなサービス「ほほえみ介護キッチンパートナー」を開始した。
「ほほえみ介護キッチンパートナー」は、食事の準備の手間を大幅に削減し、完全調理済みの冷蔵食材で、少人数・短時間で食事提供の準備が可能で、調理スペースもほとんど要らない。人手を減らしながらも温かくて美味しい食事を高齢者に提供することができるようになる。実証結果では、最大でスタッフ数が約1/3、作業時間は約1/2に削減が可能となった。