2018年01月12日 16:12

京王電鉄が運営・管理する日本庭園「京王百草園」では、毎年好評の約60本のロウバイが開花、見ごろを迎え甘い香りを漂わせている。

蝋細工のようなつややかな花びら(1.5~2cm)は、冬の青空の下で一層映えている。その他、紫や白色の花が特徴のカンザキアヤメや濃紅色の早咲き梅・ヤエカンコウも少しずつ開花を始め、上品な香りが特徴のニホンスイセンは見ごろを迎えている。※開花状況については、京王百草園に問い合わせ

ロウバイは、ロウバイ科の落葉低木で、高さは2~5m、中国が原産。日本には後水尾天皇の時代(在位1611~1629年)に渡来したといわれる。和名の由来は漢名「蝋梅」の音読みによる。蝋梅の名は、花弁の色が蜜蝋の色に似ているのでつけられた。他に臘月(ろうげつ)、すなわち陰暦の12月に咲く、梅に似た花の意だという異説もある。

京王百草園(東京都日野市百草560)の開園時間は9時~17時。入園料は大人300円、小人100円、水曜日が定休日となる。※ペットの入園はできない。