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2017年06月16日 10:50

映画・映像エンタテイメントに特化したマーケティングデータ分析・レポート提供を行っているGEM Partnersが発行する「ポストサーベイレポート」に、2017年3月~2017年5月に公開された40作品が追加された。

中でも、シリーズ最高興行収入を更新し続けている「名探偵コナン」シリーズ。同レポートによると、直近3作品についての「口コミ」割合は、「人に薦められて観た」「人に薦めた」ともにシリーズを追うごとに高まっており、さらに鑑賞者において、続編を「絶対映画館で観る」と回答する割合もシリーズを追うごとに高まっていた。

すなわち同シリーズは、事前の期待を超えることで獲得した満足度を要因の一つとして、口コミによる鑑賞者の拡大をするとともに、「シリーズリピーター」を獲得することで、動員の裾野を拡大してきていると言える。最新作「から紅の恋歌」鑑賞者においては、続編を「絶対映画館で観る」という割合は特に高くなっており、次回作でも興行収入のシリーズ更新記録が期待される。