2017年05月15日 17:44

コンチネンタルは、日本の自動車メーカー向けにはじめてヘッドアップディスプレイ(HUD)を生産開始し、マツダのコンパクトカー、デミオとCX-3、CX-5向けのオプションとして、コンバイナー式ヘッドアップディスプレイを提供する。

フロントガラスに情報を表示する従来のHUDに対し、コンバイナーHUDは「コンバイナー」と呼ばれる小型で半透明なプラスチックディスクを使用。これにより、フロントガラスと光路の調整が不要となり、コックピットにおける自由スペースが増え、小型かつ平坦なデザインが可能になる。また、従来システムと同レベルの機能性を有しており、ボンネットの先にフルカラーのディスプレーを表示することで、重要な情報が常に運転手の視界に表示される。

コンチネンタルのコンバイナーHUDは、小型車への適合性が高く、今後さらに多くのユーザーがコンチネンタルのヒューマン・マシン・インタフェース技術を利用できるようになると期待されている。