2017年05月12日 08:25

ランスタッドホールディング・エヌ・ヴィーは、世界33の国と地域で実施する労働者意識調査「ランスタッド・ワークモニター」の2017年第1四半期の結果を発表。今回は、その中から「起業・スタートアップ企業」に関する日本人労働者の意識調査の結果を発表する。
IoTやフィンテック、HRテックなど、テクノロジーの進化に伴い、新しいサービスの開発や革新的な技術を持つ新興企業が国内外問わず注目されている。しかし、今回の調査では、日本人の起業意欲がグローバルと比較して未だ低いことが分かった。
中小企業庁によると、日本の開業率はイギリスやアメリカのおよそ半分の4~5%で推移しており、日本人は起業に対して消極的であると言われている。今回の調査でも「起業したいとは思わない」に、グローバルの平均では53.1%が「はい」と回答したのに対し、日本は69.9%が回答。33の国と地域の中で最も高い数値となった。