2017年05月08日 11:05

Specteeは、ディープラーニング(人工知能技術)を活用して、SNSから事件・事故・火災・自然災害等の情報をもとに自動的にニュース記事を作成する技術に関して、2つの関連特許を申請し、特許庁より受理された。
Specteeでは、事件・事故・災害等の情報をSNSをベースに早期に覚知し報道機関向けに配信するサービス「Spectee」を展開しており、現在全国で約100社の報道機関に採用されている。
今回の申請技術は、SNSの投稿をベースに自然言語解析を行い、その事件が「いつ」「どこで」「何が」そして「どの程度の規模か」を自動的に判別し、1本のニュース記事を自動でまとめるもの。実験では、平均的に4~5件のSNSの投稿があれば、300字程度のストレートニュース記事を作成可能となっている。通常、都市部で事件や事故が発生すると、2桁を超える数の投稿が集まるため、十分に正確な記事となる。