2017年04月11日 10:34

レオパレス21とグラモは、グラモが展開するスマートロックをレオパレス21仕様にカスタマイズした「Leo Lock」を共同で開発。10月の完成物件より順次搭載することで、当初年間約1万戸への導入を予定している。
「Leo Lock」は、基本的な「鍵」に求められる耐久性や信頼性を担保した上で、クラウドサーバーと連携する先進の機能を実現した新しいコンセプトのスマートロック製品だ。この機能により、例えば那覇から札幌に引越する入居者にも暗証キーをリモート操作でどこででも直ちに発行でき、鍵の受け渡しに手間取ることもない。また、従来の鍵を持つ必要が無く、無理に解錠しようとしたり、火災などで異常な温度変化を検知した場合は、スマートロックを経由して指定された宛て先に知らせることも可能になった。
「Leo Lock」では、レオパレス21の業務システムと連携することにより、入退去時の鍵の交換などで発生していた年間約5億円のコストを、大幅に削減可能となる。