2017年04月06日 12:01

フォーブスは、4月6日、恒例の「日本長者番付」を発表した。今年の番付では、昨年2位だったソフトバンクグループ社長の孫正義さんが、資産総額を204億ドル(約2兆2640億円)に増やし、首位に躍り出た。孫さんは昨年12月、米大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏と会談し、ソフトバンク株はこれを受け急騰。孫さんの昨年からの資産増加額は番付内で最高の55億ドル(約6110億円)となった。

昨年トップだったファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さんは、保有資産額を昨年の163億ドルから164億ドル(約1兆8200億円)へとわずかに増やしたものの、首位防衛には至らなかった。

2016年の日本経済は低調な回復傾向にとどまったが、株式市場は活況をみせ、日経平均株価は2017年3月末までの1年間で13%上昇し、富豪たちの資産増加につながった。上位50人の全リストは、forbesjapan.com特設サイトと雑誌「Forbes JAPAN」7月号(5月25日発売)に掲載される。