2017年03月01日 13:19

サンスターは、「防災にオーラルケア」ウェブサイトに、熊本地震の歯科保健啓発活動で得た最新の情報を含む啓発情報「Mouth & Body Topics 人々の健康を口から守る ~災害時の誤嚥性肺炎予防の事例から~」(PDF)を新たに掲載した。

大規模な災害後の避難生活において、水不足や洗面台の数が限られるなどの事情で歯みがきをしにくい状況下では、お口の衛生状況が悪化しやすく、お口の中の細菌が増殖することで全身の健康にも影響が出やすくなる。その結果、体力、体の抵抗力が低下した高齢者には、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん:細菌がだ液とともに肺に流れ込んで生じる肺炎)にかかって亡くなる人が多いとの報告がある。避難生活でのお口のケアは、命を守るケアとも言える。

今回、水が不足する災害時のオーラルケア方法、肺炎予防のために普段から心がけるべきことなどをまとめ掲載した。