2017年02月27日 13:23

D.A.コンソーシアムホールディングス(DACHD)とデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、音声をもとにユーザーがオフラインで視聴中のコンテンツや広告を特定し、その視聴状況に応じて広告を配信するシステムを独自に開発。本システムに関連し、新たに特許を取得した。

昨今、ユーザーのインターネット利用時間は増加しており、ユーザーの1日あたりメディア総接触時間のうち、スマートフォンやタブレットのシェアは30%に迫っている。今回新たに取得した特許では、ACRを活用し、テレビやラジオ、屋外広告から発せられる音の特徴をスマートフォンのマイクを通じて捕捉。それによりユーザーが視聴しているコンテンツや広告を特定する。

それをDACが開発・提供するDMP「AudienceOne(R)」と連携させることで、ユーザーごとのオフラインメディアへの接触状況に応じた最適なデジタル広告やコンテンツのターゲティング配信が可能となった。