2017年02月16日 10:06

誠文堂新光社は、「元素周期表パーフェクトガイド」を2月3日に刊行した。
2016年11月30日、日本の理化学研究所の研究グループが発見した113番元素の名称が「ニホニウム」に決定。元素周期表に、日本オリジナルの名前が刻まれることになり、新しい理科の教科書にも掲載される。元素周期表というと、「すいへーりーべ…」と暗記していくものだと思っていないだろうか。周期表は、ただ元素が順番に並んだものではなく、この宇宙のすべての物質の成り立ちがわかる「科学の世界地図」とでもいうべきものだ。
本書は、現在発見されている118の元素の情報がすべて埋まった周期表の大判ポスターを見ながら、この世界をつくり上げているもののしくみを読み解く、元素周期表のガイドブック。科学好きはもちろん、学生のころはちょっと理科が苦手だったという人も、ニホニウム発見という日本の快挙をきっかけに、元素について学び直すことができる。
定価は1500円(税抜)。