2017年02月14日 10:38

千葉大学教育学部は、3月4日に「ICTを活用した道徳教育」に関するシンポジウムを開催する。
道徳が「特別の教科」となることが近づく中、「考え、議論する道徳」の授業をどのように行うかが、実践的な課題となっている。千葉大学教育学部では、文部科学省「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」を受託。児童生徒が互いの多様性を生かして議論する道徳教材を開発する研究に取り組んでいる。社会の中の問題を当事者意識をもって考えられるようにする動画教材と、ICT活用により多様な意見を整理しつつ話し合うことを可能にする「ファシリテーションツール」とによって、新たな道徳授業を可能にしようとする研究だ。
シンポジウムの内容は、千葉大学教育学部教授・藤川大祐さんの講演、元パラリンピック選手・千葉祗暉さんの特別講演、教材の紹介など。
参加費無料。会場は千葉大学西千葉キャンパス総合校舎2号館。日時は3月4日14時30分~16時30分。