2017年01月27日 14:10

ロボキュアは、Pepper上で動作する失語症者向けリハビリアプリと、リハビリを管理できるPC用アプリ「リハログ」の提供を開始。国内初の導入先として、千葉県の国保直営総合病院君津中央病院での運用を開始した。
ロボキュアが提供するのは、Pepper用リハビリアプリ「ActVoice for Pepper」と、患者ごとの訓練設定やリハビリ状況の確認ができるPC向けアプリ「リハログ」。「ActVoice for Pepper」では、呼称訓練といわれる「絵を見て、それが何であるかを回答する」訓練を行う。表示する絵は患者の症状の度合いに合わせて選ぶことが可能。君津中央病院では既に複数患者での実証実験を行い、訓練を行った語に改善が確認されている。
一方、「リハログ」は言語聴覚士が活用するPC用アプリ。言語聴覚士はリハログを活用することで患者の訓練データを収集・分析し、リハビリによる改善状況の把握や患者の症状を正確に把握することが出来る。