2017年01月23日 13:10

成田空港では、124日より、航空会社の旅客手荷物ハンドリング業務にて、受託手荷物の持ち上げ・移動の動作を支援する最先端の装着型作業支援ロボットを試験導入し、空港従業員の負担軽減策として効果検証をおこなう。

空港の現場業務には重労働を伴う業務が多くあり、従業員の負担軽減や業務効率化につなげる施策の一つとして、ロボット利活用を成田空港として促進していく。全日本空輸ならびに日本航空の協力をもらい、重労働の多い旅客手荷物ハンドリング業務を対象に導入効果の検証を目的としてロボットスーツを試験導入する。

ロボットスーツは、人が体を動かすときに脳から筋肉に送られる生体電位信号を読み取り、その信号のとおり動く(脳が考えた通りに動く)。バッテリー駆動であるため、使用場所に制限を受けず、コンパクトかつ軽量であるため女性でも取り付けが可能だ。

実施期間は124日~218日。導入ロボットは、サイバーダイン社HAL(R)作業支援用(腰タイプ)