2017年01月10日 08:53

日本経済新聞社は、提供する「日本経済新聞電子版」の有料会員数が50万人を超えた。2010年3月の創刊から6年10カ月。国内の新聞社の有料報道サイトで初の大台到達になる。
日経電子版の有料会員の属性をみると、20代の若い読者が電子版の成長を支えていることが分かる。年間の新規有料会員数では2014年から20代が世代別でトップになり、2016年は全体の3分の1を占めた。就職活動中の学生の企業研究や、社会人になってからの情報収集に日経電子版を購読するケースが増えている。女性の比率も年々上昇しており、2016年の新規有料会員に占める比率が22%と、創刊当初と比べてほぼ倍増した。社会における女性の活躍が追い風になっていて、キャリアアップに役立つ記事がよく読まれている。
日経電子版は2010年3月の創刊から、新しいコンテンツ表現やモバイル時代に合った機能・サービスを磨いてきた。今後もジャーナリズムとサービスの両面から読者に新たな体験を提供していく。