2017年01月06日 10:06

六甲山観光が運営する六甲山スノーパークは、訪日ムスリム旅行団体向けに、「ハラールフード」メニューの販売を開始する。
六甲山スノーパークでは、雪ゾリ・雪あそび専用ゲレンデ「スノーランド」で雪の世界を楽しもうと、台湾を中心とした外国人団体及びFITの来園が急増している。当園では、訪日外国人向けの取り組みとして、IPadアプリの翻訳サービス導入や多言語による園内放送など外国語対応のサービスを強化してきた。
近年、日本へのビザ申請の規制緩和が実施されたことにより、インドネシアやマレーシアといった東南アジアからの訪日ムスリム旅行客が増加。昨シーズン、イスラム教徒向けの礼拝所を設置し、レストランのメニューボードには、「ノンポーク・ノンアルコール」の表示を追加した。今後も訪日ムスリム旅行客の受入れ態勢が整備されていることを海外営業やSNSにおいて情報発信し、当園の認知度を高めることで、顧客の裾野をさらに広げる方針だ。