2017年12月14日 13:34

ダックスの家庭用浄水器「アノア(ANOA)」が、11月29日、新たに特許(特許第6240816号)を取得した。本特許は、簡単にダイヤルを調整する事で、水道水に含まれる遊離残留塩素濃度を変化させる仕組みの技術に対するもの。

1970年代に地方自治体により集中整備された水道管は、2014年時点で耐用年数である40年を超え、水道管の破損などのトラブルが相次いでいる。そこで同社では、家庭内で利用する水道水を全て浄水して利用できる、POEと呼ばれる「オール浄水システム」の浄水製品「アノア」で、水道水に含まれる残留塩素濃度を可変させる仕組みに対する特許を取得。この技術では、浄水に一部水道水を混ぜて家庭内の各蛇口に提供するため(ダイヤル操作で濃度変更も可能)、水道法の定める残留塩素濃度を遵守する形で安全に使用することができる。

一戸建て住宅、マンションのどちらでも使用でき、浄水能力は40万リットル、1日換算だと約1000リットル。カートリッジの交換は1年に1回の設定となっている。詳しくはこちら