2017年11月08日 09:56

Specteeは、ディープラーニング(人工知能技術)を活用して、より人に近い音声で原稿を読み上げたり、会話もできるAIアナウンサー「荒木 ゆい」のβ版をリリースした。11月15日~17日まで幕張メッセで開催される「Inter BEE 2017」で展示公開する。
AIアナウンサー「荒木 ゆい」は、約10万件の実際にアナウンサーが読んでいるニュース音声をSpecteeが開発した人工知能エンジン「Spectee AI」で機械学習。様々なニュースのシーンにおけるより人に近い自然な発音、アクセントやイントネーションを習得し、自動で原稿を読み上げるバーチャル・アナウンサーだ。
さらに、「荒木 ゆい」は、会話も可能。相手の質問内容を理解し応答する機能を備えており、現在はまだ簡単な会話応答のみになるが、将来的にはニュースの当事者に対してインタビューを行うことができるように開発を進めている。