2017年11月07日 16:56

人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパンは、英語力と専門スキルを活かし国内の第一線で活躍する会社員に「副業・兼業」の意向を聞いたアンケート調査の結果を発表した。
回答を寄せた293人の会社員のうち、69%が「副業・兼業をしたい」と回答。副業を持つ目的は1位「収入を増やしたい」(50.5%)、2位「(起業・転職に向けて)将来の可能性を広げたい」(21.9%)、3位「本業のためのネットワーキング」(15.1%)。特にIT業界で働く人材の回答に絞ると「副業・兼業したい」が78%に上り、他業種に先駆けて副業・兼業の意向が浸透しつつあることを示唆している。
いっぽう、副業を持ちたくないと答えた会社員(31%)が挙げた理由は、1位「本業だけで手一杯(余裕が無い)」(36.8%)、2位「本業のパフォーマンスが落ちる」(32.2%)、3位「会社が許可していない」(19.5%)だった。年収別では中堅レベル・中間管理職の多い年収800~900万円の会社員では43%が「副業・兼業」に後ろ向きな姿勢を示した。