2017年11月02日 15:45

楽天トラベルは、「2017年 湯治体験が人気の温泉宿ランキング」を発表した。
本ランキングでは、「湯治」のキーワードを含む宿泊プランについて、年間の宿泊人泊数(宿泊人数×泊数)を集計。その結果、トップ5を、青森・群馬・岩手の3県の宿泊施設が占める結果となった。
1位となったのは青森県の「酸ヶ湯温泉旅館」。酸ヶ湯温泉は、約300年前から湯治に利用されているといわれ、温泉利用の効果が十分期待できる健全な保養地として「国民保養温泉地」第1号に指定された。大浴場「ヒバ千人風呂」は総ヒバ造りで約160畳もの広さを誇る。
2位にランクインした群馬県の「四万温泉 積善館本館」は、江戸時代に湯治場として開業した伝統ある湯宿。本館は、元禄4年(1691年)に建てられた木造の湯宿建築で、現在でもその長い歴史を感じさせる。3位の岩手県「大沢温泉 自炊部」は、宮沢賢治や高村光太郎ら文人に愛された大沢温泉にあり、湯治を目的に長期滞在する人のための宿泊施設だ。