2017年11月01日 15:41

産経新聞社は、オリジナル酒「佐渡 学校蔵発 辛口産経」を発売した。
「佐渡 学校蔵発 辛口産経」は、新潟支局の記者が佐渡の酒蔵「尾畑酒造」が進める「廃校を活用した酒造り」を取材し、会社全体でその趣旨に賛同し、応援しようと取り組んだもの。尾畑酒造は、「日本で一番夕日がきれいな小学校」とうたわれながらも廃校となった旧・西三川小学校を改造し、酒造りの場として2014年に運営を開始。島内外の交流や酒造りを学べる場としても活用している。
2015年末、新潟支局の市川雄二記者が学校蔵を取材したことをきっかけに社として学校蔵でタンク一本の仕込みをするプロジェクトがスタートし、2016年第1弾を製造。発売後わずか10日で完売した。2年目となる今年は若手の松崎翼記者が田植えから取り組み、8月には1週間泊まり込んで杜氏の指導を受けながら仕込み作業、さらに搾り、瓶詰めに参加。産経らしい「極上辛口」の酒ができた。
価格は2300円(税込)。