2017年10月30日 14:21

インテックは、ITを利用することで視覚障碍者のショッピングがもっと身近なものになることを目指し、手に取った商品を手軽に認識できる「音声読み上げスキャナ」を開発した。同製品は、高精度な画像認識技術に加え、スマートフォンの画面が見えなくても商品を正しく写すことができる独自開発のフレームイン技術により、視覚障碍者のショッピングをサポートする。

11月1日(水)~3日(金)に、すみだ産業会館サンライズホール(東京都錦糸町)で開催される、国内最大級の視覚障碍者向け総合イベント「サイトワールド2017」に出展し、本製品を紹介する予定。

なお「音声読み上げスキャナ」には、膨大な商品情報を持つデータベースが必要だが、同社では連携パートナーを増やし、より多くの商品を対象とすることを目指す。また、筑波技術大学と連携し、本製品の有効性を目的とした実証実験を実施。実証実験後に意見を収集し、より使いやすいサービスにしていく。