2017年10月30日 09:18

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは、今回、世界33カ国の労働市場おける人材の需給効率を評価・分析した調査研究「グローバル・スキル・インデックス」を実施した。

調査結果によると、人材確保が容易かどうかの指標、「人材ミスマッチ」のスコアにおいて日本は10ポイント中9.9。世界33カ国中ワースト2位で、2016年の9.8から深刻度を増す結果に。「専門性の高い業界における賃金圧力」は0.1と低い数値を記録。背景には深刻な人材不足により見直しが進められたサービス産業や福祉業界の賃金引上げペースが専門性の高い業界より早かった為と見られる。

2017年の結果によると、日本では、企業が求めているスキルと、実際に求職者が持っているスキルが大きくかい離している事が改めて浮き彫りになった。最も人材不足が深刻なIT業界や自動車をはじめとする様々な業界で、必要なスキルを持つ人材の確保が難しい状況が続いている。

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