2017年10月27日 11:02

ヤマハは、言語や聴力への不安がない社会「音のユニバーサルデザイン化社会」を促進することを目的に、167の日本企業・団体が参加する「SoundUD推進コンソーシアム」を10月25日に設立。本会の決起大会を同日、両国国技館にて開催した。

近年、訪日外国人の増加や障害者差別解消法の施行、高齢化社会の到来により、格差や差別を生むことなく誰にでも等しく情報を伝達することが必要不可欠となっている。ところが、音に関するユニバーサルデザイン化への取り組みは遅れているのが実情だ。このような課題を解決すべく、ヤマハは音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」の普及と推進に取り組んできた。

「SoundUD推進コンソーシアム」は、こうした音のユニバーサルデザイン化への取り組みを、オールジャパン体制で進めるために設立された組織だ。今回のコンソーシアム設立を機に、「おもてなしガイド」の技術の一部を標準規格としてオープン化し、会員に提供していく。

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