2017年10月26日 11:16

「摩利と新吾」「夢の碑」などで知られる漫画家・木原敏江さんの、48年間の画業をまとめた「総特集 木原敏江 エレガンスの女王」が、河出書房新社より10月26日刊行された。

1冊まるごとの総特集は、木原さんのキャリアの中で意外にも初。その分、萩尾望都さん、青池保子さんとの鼎談や2万字に及ぶロングインタビュー、愛らしい初期作から最新作「白妖の娘」まで手元に置いておきたい名作のカラーイラスト60点を一挙収録など、充実した内容となっている。さらに超美麗カラーを完全再現した「封印雅歌」と「夢占舟」、圧倒的世界観を堪能できる極上短編2編も特別収録。

また、本書の発売を記念して11月3日より東京・銀座スパンアートギャラリーにて原画展の開催が決定した。貴重な美麗カラー原画、マンガ原稿の展示に加え、書籍・複製画・オリジナルグッズの販売も行う。