2017年10月24日 11:44

日本電気(NEC)とコーヒー豆専門店のやなか珈琲は、AIとカップテスターのコラボレーションにより、名作文学の読後感をコーヒーの味わいで再現したブレンドコーヒー「飲める文庫」を新たに開発した。

「飲める文庫」の開発プロセスでは、NECのデータサイエンティストが、文学作品に関する1万件以上のレビュー文をコーヒーの味覚指標に変換した学習データを作成。NECのディープラーニング技術を搭載したソフトウェアに学習データを投入し、分析モデルを作成する。

その分析モデルを用いて6点の名作文学のレビュー文を分析し、味覚指標のレーダーチャートをそれぞれ作成。作成されたレーダーチャートをレシピとして、やなか珈琲店のカップテスターが6種のブレンドコーヒーを考案・開発した。

価格は、100gで950円(税込)。やなか珈琲店の店舗で「読書の日」10月27日~11月30日の期間限定で販売。

やなか珈琲店通販サイト