2017年10月17日 07:31

ライフポーターは、個人運送事業者(軽四貨物ドライバー)を抱える首都圏の中小運送・倉庫会社8~10社と共同で、宅配便の仕分けから配達までを行う「共同仕分宅配センター」を2018年3月に設立する。
「共同仕分宅配センター」は、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬の各運送会社が通販事業者から集荷した荷物を、ライフポーター社の約4000坪の自社倉庫のうち約800坪のスペース内で仕分けし、首都圏内の商業地・住宅地の消費者に配送するもの。中小物流会社が共同で、仕分け・配送センターを設立するのは全国初。11月、浦安・市川地域でテスト配送を開始する。
協同組合もしくは出資契約の形態で運営を行い、大手宅配便の5割程度の運賃で荷主側の経済的負担を軽減。同時に、大手宅配会社より約5割増しの配達手当をドライバーに支払うなど個人運送事業者の収入アップや労務・職場環境の改善にも取り組む。