2017年10月12日 10:08

kikitoriは、日々変動する生産者の出荷量を青果流通事業者がタイムリーに入手できるAndroid向けアプリ「IchibA(イチバ)-生産者と流通事業者をつなぐコミュニケーションアプリ-」をリリースした。

青果流通におけるIT化は他産業に比べると遅れており、青果流通事業者においては、日々の出荷情報を担当者が電話と紙を使って生産者一人一人にそれぞれ確認を行うことで、出荷情報の取得を行なっているような状況だ。そうしたアナログ的な業務が、業務時間の長時間化の大きな原因となっており、青果業界からの優秀な人材の流出を招いている。

本アプリでは、生産者が出荷する作物の品名、等級、サイズ、数量の4つの情報を選択形式で選択し、シンプル且つ手軽に出荷情報を流通事業者へ発信することができる。流通事業者は発信された情報を管理画面からタイムリーに確認することが可能だ。本アプリを使用することで業務量の軽減、将来の農作物の需給調整に役立てることができる。

価格は無料。