2017年10月10日 13:12

名古屋ダイハツ・三河ダイハツは、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで中古車オークション事業を、10月2日に開設した。

今回のオークション事業は、名古屋ダイハツ・三河ダイハツ、中古車輸出のQuetta Trading、現地資本のAl Zohaib Motorsの3社合弁で、「ドバイオートオークション(DAA)」を発足した。名古屋ダイハツ・三河ダイハツでは、2004年にドバイに現地法人を設立し、中古車輸出を開始、2007年にはドバイの中古車貿易特区に中古車展示場を開設し、年400~500台を販売している。

オークション会場は同じ特区内に開設した現地初の大型室内施設で、空調設備や軽食コーナーを完備し、快適な環境を整える事で、他社との差別化を図っている。アフリカや中東では高品質な日本車の人気が高く、さらには中古車市場では日本ブランドが大多数を占めている現状に狙いを定め、収益源に育成していく。

名古屋ダイハツ