2017年10月04日 15:16

生活クラブ共済事業連合生活協同組合連合会は、生活クラブグループの各団体が取り組む福祉事業の拡充のために、必要な資金を助成する「生活クラブ福祉事業基金」を創設し、8月から基金への寄付の呼びかけを始めた。共済事業と福祉事業のつながりを目にみえる形にして、共済ならではの価値を広げていく。
助成の対象事業として、以下のようなものを想定している(これらに限定するものではない)。「高齢者だけでなく誰もが立ち寄れるデイサービス」「子育て支援として保育所をつくる」「塾に通えない子どもたちのために空き家を改修して学習スペースを設ける」など。
2017年12月に設立予定の「一般社団法人 生活クラブ福祉事業基金」が管理運営を担い、2018年度より助成を実施する。基金の財源は、生活クラブ共済連が取り扱う「CO・OP共済「たすけあい」」の割戻金。生活クラブの「たすけあい」契約者に呼びかけ、賛同した人から割戻金(相当額)を寄付として基金を積み立てる。