2017年10月03日 10:57

日本ジビエ振興協会は、ジビエ食肉トレーサビリティシステムへ、テックビューロのブロックチェーン製品「mijin」を採用し、10月より試験運用を開始した。今後、順次、全国で実サービスを展開する予定。

家畜肉(牛、豚)以上に安心安全が求められるジビエにおいて、システム面の課題はデータが改ざんされるリスクをどのように回避するかだが、そのためには加工地から消費地まで、流通するジビエ食肉に付随するデータを改ざんできない形で記録し、またそのデータの追跡ができ、ジビエ食肉の品質を担保するシステム実装が必須。

そこでジビエ振興協会は、mijinブロックチェーンの非改ざん性を活かし、試験運用を開始。「mijin」は、クラウド上や自社データセンター内に、企業内や企業間で利用可能なプライベート・ブロックチェーン環境を構築するためのソフトウェアで、改ざん不可能な高セキュリティ環境が構築できる他、実質的なゼロダウンタイム環境を実現する。