2017年09月22日 15:03

今年で15回目を迎える東京都内最大級の万華鏡の祭典が、9月16日(土)~9月24日(日)まで、渋谷のBunkamura Galleryで行われ、多数の来場者でにぎわっている。

会場に並ぶのは、国内外の作家たちによる最新の万華鏡の数々で、手のひらに乗る小さなものから、一見万華鏡とはわからないような据え置き型の巨大なものまで、実にさまざま。同イベントにも作品が展示されている人気作家のひとりが山見浩司さん。アメリカでのコンベンションで最優秀賞を獲得し、世界的に活躍している日本の万華鏡制作の第一人者だ。

山見さんによる書籍「はじめての手作り万華鏡」「万華鏡大全」(いずれも誠文堂新光社刊)では、これまであまり公開されることのなかった、万華鏡づくりのさまざまなノウハウが紹介されている。材料はネットやホームセンターで手に入るものがほとんどで、決してハードルは高くない。親子で楽しめるペットボトルを利用した作品もあり、大人の入門としてもおすすめ。定価1300円(税抜)。