2017年09月20日 09:47

9月19日(月)、大阪・清風高校の芸術鑑賞会にて、ワオ・コーポレーション製作の劇場用長編アニメ「NITABOH 仁太坊(にたぼう)-津軽三味線始祖外聞(つがるしゃみせんしそがいぶん)」が上映され、中学1・2年生の約1,000名が鑑賞した。

ワオが製作した長編アニメ映画は、子どもたちの情操教育の一環として、制作10年の時を経ても、大阪のさまざまな高校や中学校で上映されている。「NITABO」は、江戸~明治の激動期に、津軽三味線を生んだ一人の男の、少年から青年期の物語を描いた作品。過酷な運命の中でひたすら自分を信じ、津軽三味線という新たな奏法を生み出した仁太坊の生き様を描いた本作は、世代や国を超えて人々の心を捉えている。

舞台挨拶では西澤監督が、作品に込められた思いや制作過程などを披露。「今後社会で活躍するには、常に新しいことへ関心を持ち、挑戦することが大事。次の時代がどうなるか、何が必要かを考えて行動してほしい。」と将来の日本を担う中学生たちに語った。