2017年09月19日 07:25

美術出版社は、初の「食」特集となる「美術手帖」10月号を9月16日に発売した。
10月号は、「食」も身近かつ重要な表現のひとつで、未来を考えるための手段でもあるととらえ、アートとフードを考える「新しい食」特集。「何を、どう、食べるのか」が問われる現代の食の動向を探る。
巻頭インタビューには「食の変革者」として、アートイベントとして料理を発表する船越雅代さん、アーティスト・料理人の岩間朝子さん、「発酵デザイナー」小倉ヒラクさんの3人が登場。フードを扱うアーティストファイルからは、レストランカルチャーを表現としてとらえた潮流史、「社会を変えるため」に様々な手段で食の問題に取り組む現場の紹介する。
さらに、フードとアートの関係史、人間が食する行為そのものについての考察と、論考を2本立てで収録。全国のスポット&イベント紹介、本や映画のリストも収録する。
定価は1600円(税抜)。