2017年09月06日 11:51

JTB西日本は、越境ECサイト「J’s Agri」を開設し、日本産農林水産物の海外直販を開始する。

食・農×観光ブランド「J’s Agri」では、まずは香港の消費者向けに岡山のシャインマスカットや京丹後の二十世紀梨、静岡のクラウンメロンなど16品目を9月5日から販売開始し、順次販売品目を拡大。11月にはシンガポールやマレーシアでも展開を予定しており、2018年4月以降は更に販路を拡大する。

「J’s Agri」で販売する商品は、生産者からの産地直送となり、鮮度を保持するため航空貨物便で輸送し、消費者向けの少量でも大量輸送と同等のコストパフォーマンスを実現。生産者にとっては、受注した数量だけ出荷できるため返品などのリスクがなく、また国内決済のため為替変動によるリスクも回避できる。海外の消費者にとっては、生産者から新鮮で高品質な商品を手ごろな価格で小口購入でき、商品不具合時の交換などの品質保証もあるため安心だ。

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