2017年09月05日 11:55

大衆芸能の専門館「横浜にぎわい座」(館長:桂歌丸)では、「登竜門シリーズ in のげシャーレ」を開催している。

「二ツ目」から「真打昇進 5 年程度」の若手噺家が対象で、独創性のある企画・ネタにチャレンジできるため、若手噺家にとっては、研究・実験の場。客入りや反響の良い内容を連続で演じることができた出演者は、横浜にぎわい座主催興行への出演有力者として抜擢され、会場も391席の芸能ホールにレベルアップする。

9月17日(日)には落語家の桂三木男さんが登場。1984年生まれの33歳で、この登竜門シリーズに登場するのは今回が5回目。今秋に真打昇進、さらに五代目 桂三木助を襲名する事が決まっており、この日は、二ツ目生活の集大成として「大工調べ」に挑む。

9月18日(月・祝)に登場するのは、浪曲師の国本はる乃さん。現在21歳と浪曲界では最年少だがすでに芸歴は12年目。この公演では師匠である国本晴美譲りのネタである「楽満寺」と、国本武春の十八番「大浦兼武」を演じる。