2017年07月07日 15:53

クリーク・アンド・リバーは、漫画制作に関わりながら活躍を目指せる「漫画LABO(ラボ)」を組成、5月より活動を開始した。

日本の漫画やアニメは、世界で高く評価されている一方、個人の能力に依存した旧態依然の制作環境が残っており、安定的且つ十分な収入を得て制作を続けられるクリエイターは、ごく一部と言われている。そこで同社は、経済面や技術面の向上において厳しい漫画家やアニメーター、イラストレーターなどの収入と、制作環境を改善するため、「漫画LABO」を立ち上げた。

「漫画LABO」は、同社がこれまで取次・制作を担当してきた約60,000点の電子書籍のマーケティングデータなどから、社会に今求められている「売れるコンテンツ」をタイムリーに提供し、安定的な収益基盤を構築する。その一方で、漫画家自身が「売りたいコンテンツ」をも制作し、「漫画LABO」として作品のIPを管理・流通させ、新たな収益の可能性を追求する。