2017年07月04日 11:15

ベレ出版は、7月3日から、「12歳の少年が書いた量子力学の教科書」を全国の書店およびインターネットで販売開始した。
本書は、高校生(現在時点)の著者・近藤龍一さんが12歳の時に書き上げた量子力学の本。量子力学など学問書には「入門書」や「専門書」はあるものの、その間をつなぐような「中間書」が無いという著者の思いから本書を執筆するに至った。紀元前の哲学家の考え方から現代の最先端の科学者の発見まで、歴史の発展とともに追いかけ、わかりやすくかつ本格的に量子力学を学ぶことができる画期的な教科書だ。
本書には、アインシュタインたちの「喧嘩」など、実際の物理学者や数学者たちのユニークなエピソードが多数登場。また、彼らの論争の流れからそれまでの式にどのような矛盾があって、それをどのように解決していったかが順を追って理解できる。さらに、量子力学の成り立ちから最先端の研究分野まで「なぜ」「何のため」が理解できるように書かれている。
価格は1600円(税抜)。