2017年06月29日 08:14

都築学園グループは、西アフリカのベナン共和国ダサズメに「Tsuzuki小学校」を建設。6月27日(現地時間)に開校式を行った。

「Tsuzuki小学校」建設のきっかけとなったのは、都築学園グループの横浜薬科大学にベナンからの特別特待留学生オボス・コチョレ・エティンさんが入学したこと。オボスさんの入学を通じて、ベナン共和国前駐日全権大使のゾマホンさんとの友好関係を築いてきたことが、今回、具体的な教育支援として小学校建設を行うこととなった。

現在も横浜薬科大学の漢方薬学科で研究を続けるオボスさんは、ベナン共和国では神父として活動していた。その活動の中で、腸チフスで十分な医療を受けられず死に至る人々を目の当たりにし「何とかしたい」と考え、約5年前にゾマホンさんの紹介で横浜薬科大学へ入学。日本で学んだ漢方や生薬の知識を活かし、母国で漢方研究所を設立し、腸チフスやマラリアで苦しむ国民に漢方治療を提供すべく研究活動を続けている。

都築学園グループ