2017年06月27日 09:41

災害大国日本ではこれまで数多くの防災グッズが販売されてきたが、近年の防災グッズは、「日常使いできて、災害発生時も”使えるもの」へと変化しはじめている。
例えば、防災ガールとシバタ工業は、靴底に鉄板が入った頑丈なつくりながらも折りたたんで持ち運びやすい「災害ボランティア用ブーツ」を開発。また津波防災のプロジェクト「#beORANGE」が手がけるパラシュートコードで作られたミサンガは、接続部分がホイッスルになっていたり、止血や骨折した箇所の固定など、10種類以上の使い道のある便利グッズ。
同じく「#beORANGE」プロジェクトが発売予定しているのが、夏のビーチに映える「ラウンドタオル」。通常は表面を活用し、緊急時には「津波が来たぞ、早く浜に戻れ」を意味するオレンジの裏面を沖にいる人にむけて振る。津波が来た時には沖に出ている人は「音」で呼びかけても聞き取りづらいという声から開発された。7月17日(海の日)に発売開始予定。