2016年12月28日 14:31

神戸メリケンパークオリエンタルホテルは、2017年1月17日に、ホテル14階バルコニーに建つ公式灯台を一般公開する。

この灯台は、1964年、旧オリエンタルホテルが神戸市中央区京町に移転した際、「港町 神戸のシンボルに」と、日本で初めてホテルの屋上に設置された。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で旧オリエンタルホテルは被災し、休止をやむなくされたが、同年7月に開業が決まっていた神戸メリケンパークオリエンタルホテルへの継承が決定。灯台は存続することになった。

1995年(平成7年)7月7日に行われた点灯式では、午後7時7分に神戸の復興を願う777発の花火があげられ、その日から再び海の安全を見守り続ける灯台として神戸の海を照らし続けている。日本初にして唯一の「ホテルに建つ公式灯台」は、世界でも大変珍しいもの。見学は2017年1月17日15時~17時。予約不要、参加費無料。