2016年12月27日 14:18

「日本健康マスター検定」を主催する日本健康生活推進協会は、電通の協力で「健康リテラシー」に関するアンケート調査を行った。健康知識に対する日ごろのスタンスをきき、さらに具体的な健康常識の正誤問題も出題。その正答率と健康リテラシーの相関を調査した。

全体的にみるとおおむね、健康常識正誤問題の正答率が高い人は、健康リテラシーの情報感度が高いといえたが、高熱や鼻血への対処、歯間ブラシについてなどの、日常生活に近い健康常識については、健康リテラシーとの相関がみられない、との結果も。また、「有酸素運動は20分続けないと意味がない(正解は×・正答率43.8%)」など、かつて「常識」と思われていた俗説を問う設問については、2択問題にもかかわらず半分以上の人が間違えるという結果が出た。

日本健康生活推進協会は、真の健康リテラシーが拡がることを目的とし、「日本健康マスター検定」を立ち上げており、2017年2月26日には第一回試験を実施する。