2016年12月01日 10:30

PIECESは、貧困や虐待などの課題を抱える子ども達を対象としてプログラミングやものづくりを行う「PIECESクリエイティブガレージ」を12月よりオープンする。
ひとり親世帯では2人に1人が直面しているといわれる「子どもの貧困」。学習や食事という支援は広がってきている一方で、「経験の格差」という問題も見逃せない。貧困家庭の子どもたちは習い事や旅行などの学校外で様々な経験をする機会が少ないことで、自分の「やりたいこと」「好きなこと」を探すことができず、将来の進路選択が狭まってしまう傾向にある。
PIECESでは、活動の中で子ども達の多くが「ゲームをつくってみたい」「プログラミングをやってみたい」と話していることに気づいた。多くの家庭ではパソコンもネット環境もなくプログラミングに触れる機会がないと分かったため、「PIECESクリエイティブガレージ」を運営し子ども達が「自分でつくる」ことのおもしろさに触れ、社会とつながるきっかけづくりを行う。