2016年11月21日 13:15

東京コピーライターズクラブ(TCC)は、一年間の広告に実際に使用された「広告コピー(キャッチフレーズ)」を分析。そこから「最も多く見られる広告コピーは4単語」から成り、その中で「最も多く見られる文章構造 は名詞―名詞―名詞―名詞」という結果を得た。
さらに、語順・品詞別頻出単語トップ10から、文章が成立する単語を選出したところ、2016年を象徴する広告コピーとして浮かび上がったのは、「あなたたち日本人。」という一行だった。
このコピーの解析結果について、タレントの松尾貴史さんは「アイデンティティ・クライシスという言葉は使い古された感があるが、実は今、日本の国自体がそういうメンタリティに陥っているのではないか」とコメント。昨年の一行「あなたのことは、好きだ。」と比較すると、今年は広告が日本人のアイデンティティに語りかけた一年であったように見える。詳しい調査結果はこちら。