2016年08月08日 14:14

ステムセル研究所は、7月に米国「さい帯血協会(CBA)」へ日本のさい帯血バンク(公的、民間を含む)として、初めて加盟する運びとなった。米国「さい帯血協会(CBA)」のメンバーとして加盟することにより、さい帯血(造血幹細胞)および計画中のさい帯(間葉系幹細胞)処理プロセスと品質をグローバルな水準にしてゆくことを目指す。また米国で実施されているさい帯血を利用した各種の臨床試験プロトコルの導入を図り、日本での臨床研究を一層推進してゆくことへの協力を目指す。

さい帯血協会は、人の命を救うこと、健康の向上、そして医療の変革を目的として、さい帯血業界の活動を後押しする国際非営利組織。

さい帯血とは、へその緒や胎盤に含まれている血液であり、採取できるタイミングが唯一出産時しかなく、「幹細胞」という体のさまざまな種類のもとになる細胞が豊富に含まれている。最近では、再生医療・細胞治療への応用が活発に進んでいる。