2016年07月29日 08:21

ランスタッドホールディング・エヌ・ヴィーは、働く人をひきつける「エンプロイヤーブランド(企業魅力度)」を世界共通基準で調査する「ランスタッドアワード2016」を発表。今回はその中から「勤務時間」に対する意識について焦点を当てて発表する。

調査結果によると、日本では42.0%が「現状の勤務時間に満足」、更に42.3%が「高い給与のためなら長く勤務をしたい」と回答。一方で、14.1%の回答者は「給与を下げても勤務時間を短くしたい」と回答し、これは調査対象である世界の国と地域では最上位の結果だ。その理由を尋ねたところ、「自分自身の時間を増やすため」が75.0%でグローバル平均を上回った。

一方、「スポーツ、余暇・趣味」、「子供と過ごす」など、より具体的な選択肢については、全てグローバル平均を下回っている。勤務時間を短くし、自分自身の自由な時間を増やしたいと思いつつ、その時間の具体的な使い方が不明確である傾向が垣間見られた。

ランスタッドアワード