2016年07月21日 04:42

誠文堂新光社より、7月5日に、「新10機選7 二宮康明の紙飛行機集 よく飛ぶ競技用機III」が刊行された。

紙飛行機の世界的な権威である二宮康明さんは、1967年から月刊「子供の科学」で紙飛行機の付録連載を続けてきた。49年間続いたこの紙飛行機連載が、2016年9月号(8月10日発売)をもって最終回を迎える。二宮さんの紙飛行機は、いまの小中学生読者はもちろん、その父、そして祖父の世代から親しまれ、多くの子供たちの科学する心を育んできた。二宮さんが設計する紙飛行機はおよそ3000機にのぼり、型紙を切り抜いて飛ばす単行本シリーズは、累計販売数500万部を突破している。

新10機選シリーズの7巻目となる本作は、49年の連載の集大成となる「一番よく飛ぶ10機」を集めたもの。二宮さんが設計する高性能紙飛行機の中でも、競技用機は最も滞空時間が長く、うまくつくれば1分以上、優雅に滑空する。定価700円(税別)。