2016年07月13日 07:07

グランビスタ ホテル&リゾートの基幹施設、鴨川シーワールドは、長期の飼育が難しい「ケンサキイカ」の幼体展示を、8月末まで実施する。

ケンサキイカは関東地方以南、日本海西部以南に生息し、外套長(足を含まない円錐形の胴の部分の長さ)が35㎝ほどになるヤリイカの仲間。寿命は1年で、産卵後に命を終えると考えられている。

展示されている体長10㎝ほどのケンサキイカは、鴨川沖の定置網などで6月中旬頃より採集を開始。現在は30個体ほどを展示している。水族館へ搬入後しばらくは生きたアミなどで餌付けをし、展示水槽では魚の切り身や小さなエビなどを1日数回与えている。細長い体は半透明で美しく、遊泳力の強いイカ独特の前後に揺れるように泳ぐ動きは印象的で、来場者の注目を集めている。施設のURLは、http://www.kamogawa-seaworld.jp